口出ししない子育てしていたら、勉強の課題が見えたのでアプリ作ってみた

私の子育ての原点は「子どもの自立」

私の子育ての原点は、子どもの自立を目指すことです。
勉強についても、細かいやり方に口出しすることは、できるだけ避けてきました。

何をどう勉強するか
どの順番で進めるか
どのくらいのペースでやるか

基本的には、子ども自身に任せる方針です。

ただし、何も言わなかったわけではありません。
長い間、繰り返し伝えてきた考え方があります。

それは
「問題を解くことで、はじめて勉強したことになる」
「覚えること自体が、勉強のゴールではない」
ということです。

暗記を否定したいわけではありません。
でも、覚えた内容を使わなければ、記憶は定着しにくい。
だから私は
「アウトプット、大事だよ」
「問題を解いてみなよ」
ということは、繰り返し伝えていました。


アウトプットしている「つもり」になっていた

「アウトプットしよう」という言葉自体は、伝わっていたと思います。
実際、子どもなりにアウトプットしていたのだと思います。

その形が、教科書の内容をノートにまとめることでした。

一見すると、ちゃんとアウトプットしているように見えます。
ノートもきれいで、要点も整理されている。

でも…ここでひとつ引っかかるのが

これは、本当のアウトプットになっていないのではないか。

ノートをまとめる作業は、
教科書を見ながら書き写す形になりがちです。

思い出す。
自分の頭で答えを考える。
間違えて気づく。

こうしたプロセスが、ほとんどありません。

結果として
「やったつもり」にはなるけれど
記憶には残りにくい。

アウトプットの考え方は合っていたけれど
やり方がズレていた。

それが、ずっと感じていた違和感の正体でした。


記憶が定着しない理由は「思い出す機会」が足りないこと

人は、
思い出そうとして
間違えて
正解を確認する。

この流れを通して、記憶が強くなります。

でも、教科書をまとめる勉強では
「思い出す」という工程がほとんどありません。

常に教科書が目の前にあり
答えを見ながら作業が進んでしまう。

だから、
理解した気にはなるけれど
時間が経つと出てこない。

これは、能力の問題ではなく、
アウトプットの形の問題だと感じました。


実際に、問題を作ってみたこともある

子どもがよく言っていたのは
「暗記が多い教科は覚えるもすぐ忘れちゃう」
ということでした。

そこで
「よし、じゃあ教科書から問題を出してあげようか」
と、その場で即興で問題を出したり
穴埋めの問題を書いてみたりしたこともあります。

ほんの数回ですが、やってみてすぐに分かりました。

これは、かなり大変です。

教科書を読み返して
どこが重要か考えて
問いの形にして
答えを確認する。

これを頻繁にやるのは、正直なところ続きません。


ここで、よく言われそうなことがあります。

「それなら、問題集を使えばいいのでは?」

もちろん、それも一つの方法です。
実際、市販の問題集には良いものもたくさんあります。

でも、我が家の場合は、そこにいくつかのズレがありました。

まず、
今まさに勉強している教科書の内容と、
問題集の内容が必ずしも一致しない
こと。

ページを行ったり来たりして、
「この単元はどこだっけ?」
と探すだけで、意外と時間がかかります。

また、
「今日はこのページを復習したい」
「この範囲だけアウトプットしたい」

という細かいニーズにも、問題集は対応しづらい。

結果として
問題集を開くまでのハードルが高くなり
アウトプット自体が後回しになっているようでした。


問題を作るところを、仕組みにできないか

アウトプットが大事なのは分かっている。
でも、親が毎回問題を作るのは現実的ではない。

そこで、ふと聞いてみました。

「教科書をもとに、問題を出してくれるアプリがあったら、使いたい?」

返ってきた答えは、
「ほしい」
でした。

それなら、作ってみよう。
そう思ったのが、すべての始まりです。


SnapQuizというアイデア

こうして生まれたのが、SnapQuizです。

SnapQuizは、教科書をスキャンすると、
その内容をもとにAIが問題を作る仕組みです。

勉強した内容を
もう一度思い出して
問題として答える。

間違えたら、確認する。

「勉強しなさい」と言わなくても
アウトプットの流れが自然に生まれる
それを目指して作りました。


SnapQuizが目指していること

SnapQuizは、学習を管理するアプリではありません。
学習時間を記録したり、成績を分析したりもしません。

通知で急かすこともなく、
親が細かくチェックする必要もありません。

ただ
アウトプットする「場」を用意するだけ

それだけで、勉強の質は変わると考えています。


これは、最初の一歩

SnapQuizは、ノエラボとして作った最初のアプリです。

子育ての中には
管理すること、判断すること、毎回考えることなど
親の見えない負担がたくさんあります。

今後もアプリ制作と通して
親が全部やらなくても回る仕組みを、少しずつ形にしていく予定です。

SnapQuizは、その第一歩です。


さいごに

子どもの自立を尊重したい。
でも、放っておきたいわけではない。

その間を埋める手段として
仕組みで支えるという選択肢があってもいい。

SnapQuizが
そんな家庭学習の一助になればうれしいです。

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